映画

【今夜はロマンス劇場で】これは究極のプラトニックラブ?

綾瀬はるかさん、坂口健太郎さん主演の映画「今夜はロマンス劇場で」が気になっていたのですが、丁度アマゾンプライムビデオに追加されたので視聴しました。

思っていたのとは違うラブロマンス映画だったと感じました。

綾瀬はるかさん演じるお姫様が飛び出した理由や主人公には言えない秘密があったり・・・。

最後はこれを乗り越えたのがまた良かったです。

映画から飛び出たお姫様

坂口健太郎さん演じる主人公の牧野健司は助監督として過酷な日々を過ごしていました。

そんな彼の唯一の息抜きが映画鑑賞。

しかも、毎回同じ作品をみていたのです。

それは綾瀬はるかさん演じるお姫様の美雪が出演していました。

 

牧野は美雪に釘付け。

映画館の支配人がそんな牧野に衝撃の事実を教えます。

それは、美雪が出演している映画が見れなくなってしまうことでした。

 

「物好きなコレクターがいてな、このフィルムを買うんだわ」と。

実は、この映画は日本に1本しか残っていなかったのです。

それを聞いた牧野はショックを受けます。

が、それが二人の出会いのきっかけとなったのです。

 

なんと、突然映画の世界から飛び出した美雪。

それをみて驚く牧野。

 

美雪はモノクロの世界から飛び出してきたので、牧野がいる世界が多種多様な色に満ちあふれている事に驚きの連続です。

 

美雪との出会いが牧野を成長させる

普段は助監督の脚本が審査されることが無いのですが、映画会社の社長令嬢のはからいによって、牧野たち若手にチャンスがやってきます。

必死に書き進める中、手が止まってしまう牧野でしたが美雪に手助けをしてもらってどんどんストーリーをかきあげていきます。

 

その内容が美雪と出会ってからの日々を綴ったものでした。

ここで美雪が牧野を映画監督として、1人の人間として成長させたと感じました。

結果、そのストーリーが素晴らしかったため撮影が始まることになりました。

 

告白使用とするが

美雪との出会いを書いた脚本が採用されることになった牧野は、報告ついでに美雪に告白をしようとします。

しかし、美雪には牧野に言っていない”秘密”があったのです。

 

ここで、ぼくは「もうすぐで映画の世界へ戻ってしまう」などの時間的リミットだと思ったのですが、違いました。

美雪の秘密とは?(ネタバレ注意)

この先はネタバレですので、みたくない人は読まないでください。

美雪が牧野に隠していた秘密とは、「人の触れることができない」ということです。

 

つまり、牧野と一緒になっても触れることができない。

自分が牧野と同じ状況だと考えたらかなり絶望的なものですよね。

 

そのため、牧野の気持ちに気づいていた美雪はあえて冷たくして牧野を遠ざけようとしました。

そして意外だったのが、美雪に隠された秘密がこれだけではなかったということです。

 

美雪が映画を飛び出した理由

美雪が映画の世界を飛び出した理由が、実は牧野に会いに来たからなのです。

美雪は自分が映画上の存在、つまり作られた存在だと把握しています。

面白いことに観客のことも観えていたのです。

美雪が出演していたのは昔の映画だったため、既に観客の足は途絶えていたのですが、牧野だけが唯一通い続けていました。

 

そんな彼に会いたかったとのこと。

劇場の支配人が「この映画がもう観れなくなる」というのが、牧野ではなくて美雪に対して響いたということだったのです。

 

本当のプラトニック?

牧野は「好きな人に触れずに生きていけるかな?」と親友に相談をすると「そんなの無理に決まっているだろ」と即答されます。

結局あれこれ悩んだ結果、美雪と共に生きていくことを決めて、美雪に会いに行きます。

美雪は牧野のことを想って「あなたには普通の恋愛をしてほしい」と伝え「最後に私を抱きしめて」と別れをづげます。

 

「そんな・・・」と牧野。

ココで、抱きしめて消えて行くのかと思いきや「もう、あなたと生きていくと決めたんです」と告白。

結局二人は共に人生を歩んでいくことに。

 

お互いに触れることができないまま、その後の人生を共に歩む。

これって映画だから素敵に感じますが、現実的に考えたら究極的なプラトニックラブですよね。

「お互いの心が通じ合えば幸せになれる。」ということなのでしょうか。

 

最後、モノクロの世界に色が満ち溢れるシーンがありますが、あれはかつて牧野の心に光を与えたのと同様に、美雪の心に牧野が色というなの幸せを与えたということかなと感じました。

普通にみていて楽しめる作品かなと思いますね。