自分の才能や強みを簡単に調査できる書籍がストレングス・ファインダーです。
自分自身について知れるだけでなく、その能力をどのように生かしていくのが良いのか。
全部で34種類の強みが載っていて、強みごとの行動アイデアや働き方について書かれています。
手軽に自己開発ができるので、自分自身の強みが知りたい人は読んで見るのがおすすめです。
トム・ラス著『ストレングスファインダー』
ドナルド・O・クリフトン博士が開発したアセスメントであるストレングスファインダー。
世界中で数百万人以上が活用して、人生をより良くするために一役買っていると称賛されています。
自分自身の可能性が信じられない人や自分が得意とするものがなにかをまだ把握できていない場合、活用できます。
また、自己認識とはことなった自分が発見できるかも知れません。
これから就職をする人はもちろん、今の職場が合わなくて転職を考えている人にも本書は一読の価値があります。
全部で34の強みが知れる
ストレングスファインダーでは全部で34種類の強みが分類されています。
本書の後ろにあるアクセスコードを公式サイトに入力して簡単なテストを受けることで、34種類ある強みの資質の中からトップ5が表示されます。
例えばですが、僕の場合トップ5の資質は以下のものとなりました。
- 最上志向
- 着想
- 慎重さ
- 学習欲
- 指令性
各資質の特徴と、どのように行動していけばより資質が活かされるかまで書かれています。
自分には慎重さがあるとは思っていなかったのですが、テスト結果で表示されたことには驚きました。
このように、自分が知らない新しい自分が知れるので、視野を広げることに役立ちます。
強みを知った上でどうするかが重要
自分の特徴はなんとなくわかって履いたのですが、ストレングス・ファインダーを行うことで、より一層強く知れました。
ぼくは最上志向が一番だったので得意なものに専念することをベースに学習欲も組み合わせて、常に何かに挑戦し続けることが好きであると同時に得意とわかりました。
なので、新しいスキル獲得により高いモチベーションで取り組めるようになりました。
ストレングスファインダーで自分の強みを知るだけでは非常にもったいないので、それを知った上で日々の生活にどう活かしていくのかが大切です。
就職や転職のヒントにもなる
もし、現在の職業や職場環境が自分に合わないと感じている場合は、ストレングスファインダーによって導き出される資質に反している可能性があります。
一体なにが原因で自分が合わないと感じているのか、また自分が向いている業種や得意スキルを活かしていきたい。
そういった人でも、ストレングスファインダーで自分の強みを知り、転職活動に活かせると思います。
また、これから就職を考えている場合は本当に自分にあった職業を見つけるためにも予めストレングスファインダーでテストをしておくのが良いかもしれません。
茨の道を選ぶな
本書の中でも書かれているのですが、あえて茨の道を進む必要はないのではないでしょうか。
というのも、日本の教育はオールラウンダーであることが求められています。
例えば、学生時代を思い出してほしいのですが、どれか一つずば抜けて成績が良い科目があっても、他が全部ダメだった場合は成績が悪い生徒とみなされます。
本来ならば、得意科目をさらに伸ばすために勉強をしたほうが良いのですが、成績を良くするために苦手な科目の勉強をせざるを得ない。
これこそが茨の道となります。
学業だけでなく社会に出る場合も同じではないでしょうか。
自分の強みを知ることは、弱みや弱点を知ることにも繋がります。
知っていれば、避けられる困難もありますよね。
ストレングスファインダーの注意点
ストレングスファインダーで自分の強みを知りたいという人に向けて、一つだけ注意点があります。
それは、ストレングスファインダーは新品で買う必要があるということです。
というのも、本の後ろにはウェブ上でストレングスファインダーのテストを受けるために必要なアクセスコードが載っています。
しかし、一度しかアクセスコードが使用できないので中古で買うとすでに使われている危険性があります。
ぜひ、新品で購入して自分自身の強みを知り人生をより良い方向へ変えていきましょう!