健全な男の欲求として「エッチがしたい」というのは誰でもあります。
しかし、一度もエッチがしたことがないという男性も増えてきています。
そういったいわゆる”童貞”の人向けに書かれているのが、本書『セックスにコミットする一生モノの口説きの極意18女は抱かれたがっている』です。
男性に向けて発信された女性とのエッチする方法のようなハウツー本は数多くあるのですが、果たして本当に読むべき価値があるのか、疑問に感じていることでしょう。
今回、僕が実際に読んでみてどのような内容が書かれているのか、お伝えしていきます。
目次
本書の主張

セックスにコミットする一生モノの口説きの極意18で著者が最も伝えたいメッセージが「女性と恋愛をするのは難しい。しかしセックスをするのは簡単だ」です。
一度も女性経験がないと、女性と体を重ねることが夢物語のような、とても難易度が高いことだと思えることでしょう。
しかし、著者はそれを否定しています。
実は、女性は”抱かれたがっている”と主張。
近年、草食系男子と呼ばれるような、女性に対してがっつかない男が増えてきている事を問題視。
肉食系こそ、女性からモテると語っていました。
肉食系がモテる理由とは?
本書では、肉食系がモテると主張していますが、その理由は単純。
女性はセックスをしたがっている。
しかし、女性から「やろう!」と声をかけるのは中々ありません。
男性が女性のやりたがっている心のスイッチを押して上げるだけで、セックスは簡単にできると語っているのです。
女性とセックスするために必要な事とは?

まだ、一度も女性とセックスをしたことがない人、ワンナイトセックスはドラマや漫画の世界だけだと考えている人に向けて、著者が女性とセックスするために一番重要な事は「本気度」とのこと。
どんなテクニックや口説き文句を使おうが、本気度がなければ女性の心は閉じたまま。
最終的にはあなたの本気度が伝わることで、セックスに至るのです。
女性の立場から考えても、「変な男とセックスをした私」という自己嫌悪に陥りたくないはず。
あなたが本気ならば、女性自身も「私のことが本気だったように感じたから。抱かれてもいいかも」と感じる可能性が高まります。
前戯はデートから始まっている
多くの男性は前戯はベットから始まると考えていることでしょう。
著者の考えは全く違います。
女性とデートをしている時から既に前戯開始。
そのため、全ては女性とセックスをするというゴールから逆算して行動をすべき。
どんな時も油断してはならないというメッセージ性が込められています。
セックスするための単純な方法

セックスにコミットする一生モノの口説きの極意18では女性とセックスをするための方法として分母を増やすことを挙げています。
まだ、一度もセックスをしたことがない男性が10人の女性と出会って10人とセックスできるはずがありません。
そのため、出会う女性との分母を増やすことが一番大切だと語っています。
0→1が大事
一度もセックスをしたことがなければ、「女性とセックスはできるのだろうか」と悩みがあると思います。
何事も0から1を作り上げるのがとても難易度が高くて大変。
セックスも同じで、最初の1人目が大変。
しかし、経験人数を増やしていくことで、自分に余裕ができてきてその余裕から、ますますモテるようになって多くの女性とセックスできると著者は語っています。
具体的な方法は書かれていない
本書は具体的な方法は書かれていません。
例えば、夜景の見えるバーで女性と隣に座ることで親密度が高まる。
といった具合の方法は皆無。
その代わりに書いてあるのは、大切な心構えと、多くの男性が勘違いしている点を指摘しています。
また、本書の目的は不特定多数の女性とセックスをすることを目的としているため、好きな人と恋人になる方法や継続的な恋愛をしたい人に向けては書かれていません。
- 童貞を卒業したい
- 女性を美化している
- 女性慣れしたい
- ワンナイトラブしたい
ちなみに、僕はキンドルアンリミテッドで無料で読みました。
0円で読めるなら、損はしませんよね。
※2020年4月時点での情報です。