「最近、体がたるんできたからボディメイクしたい」というときに、目に付きやすいのが本書、史上最強の肉体改造術。
結果にコミットするでおなじみのRIZAP監修のボディメイクの本。
- 「本当にボディメイクに成功できるの?」
- 「他の筋トレ本と何が違うの?」
- 「北斗の拳が関係しているの?」
こういった疑問があると思います。
肉体改造をしたい人や、今の自分を変えたい人は本書を買う前にチェックしてみてください。
目次
ボディメイクするための知識

史上最強の肉体改造術では、痩せたいと感じる人が多い一方で体を徹底的に絞るための知識を知らない人も多いので、結果にコミットするための情報が書かれています。
できるだけ最短で体を絞るために、本書で書かれているボディメイク術はRIZAPでおなじみの低糖質食+筋トレ。
また、日常生活で気をつけるべき生活習慣と食事の3つのルールも解説されているので、本気でボディメイクを応援してくれています。
本書はある程度ぽっちゃり体型の人向けに書かれた本であるため、ボディメイクの手順は最初に体脂肪を落とし、次にバルクアップの順番です。
簡単にまとめると最初にシェイプアップして、次にバルクアップです。
何をするの?
シェイプアップ期では、運動経験が浅い人も含めてまずはトレーニングになれることが大切なので、最初は動きを学ぶ導入期。
続いて、体脂肪を燃焼させるシェイプアップ期。
体型を維持して筋肉を保つスタイルアップ期の3構成。
前半の3構成が終わったら後半のバルクアップに入ります。
この期間の目的は筋肉を大きくたくましくすること。
本書で推奨されているのは、こまめな食事を採りながら筋肉を増やしていき、筋肉と一緒に増えた体脂肪を落としていく減量期から構成されています。
北斗の拳は内容と関係ない
史上最強の肉体改造術は北斗の拳と名付けられていますが、内容に関して北斗の拳はほとんど関与していません。
あくまで、低糖質ボディメイクに対するとっつきやすさのハードルを下げる目的のために使われています。
この本では、ラオウやケンシロウにトキといった兄弟は登場するのですが、漫画は本書ではほんの数ページしかありません。
史上最強の肉体改造術の中では、シェイプアップをケンシロウボディ、バルクアップをラオウボディと名付けているだけ。
初心者でも筋トレがわかりやすい
本書は、ボディメイクの初心者向けに書かれている本であるため、エクササイズの内容が実際の人の写真付きで動作がわかりやすくなっています。
部位別に自宅で行える自重トレーニングはもちろん、トレーニングに慣れてきた頃に取り組みたい、器具を使ったトレーニングも書いてあるので初心者脱却をして、中級者になる時期にも活用できそうな内容。
グラフや図がわかりやすい
本書では、グラフや図でも解説が添えられているので、「理論が分かりづらい!」という問題を解決できます。
僕が一番驚いたのは本書の最後のページにある食品別糖質含有量一覧表。
その名の通り、各食品にどのくらい糖質が含まれているのか一目でわかるようになっています。
なので、糖質制限ダイエットをしたい人は辞書代わりに活用できそう。
RIZAPのQ&A
巻末には、『ライザップみんなの疑問Q&A』と題して質問コーナーが設けられていますが、一言でいうならばRIZAPの宣伝です。
実際に、RIZAPでボディメイクをしたいけれど、いまいち踏み出せない人に向けて書かれています。
そもそも、RIZAPの効果がある理由や、どのくらいのボリュームなのか。
体質の問題でボディメイクが難しいと感じている人の疑問に答えてあります。
感想:北斗の拳目当てならやめたほうがいい

史上最強の肉体改造術を「北斗の拳が好きだから!」という理由で手に取ることはおすすめしません。
あくまでRIZAPの糖質制限食ダイエットへの興味度を高めるために北斗の拳が使われています。
内容はしっかりと書かれていました。
とはいえ、他のボディメイク本同様に実際に取り組まなければ意味はありません。
もし、いま自分の体に満足できていないならば行動を変えなければ、この先も変わることなく、むしろ悪化する可能性もあります。
子供から「パパ、友達のパパよりもかっこ悪い」と言われたり、奥さんからも「だらしない」など言われるのはもう嫌ですよね。
まだパートナーがいない場合、痩せることで新しい出会いの確率が上がることは間違いありません。
自分を最高の体に仕上げられるのはあなたの一歩だけです。
もし、一人じゃ不安という場合はパーソナルジムで最短で結果を出してみるのも検討してはいかがでしょうか。