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映画パッセンジャーの評価!他人の人生を歪める決断は良いのか

先日、Netflixで映画パッセンジャーをみました。

パッセンジャーはSF映画でしたが、モラルを考えさせられる映画だと感じました。

脳科学と結びつけるとちょっぴり残念な映画にみえてしまいました。

一人目覚めた主人公ジム

パッセンジャーの舞台は巨大な宇宙船アヴァロン。

5000人の人が宇宙移民を目的に、アヴァロンでで惑星移動をしています。

 

目的地までは120年

生身では命が持たないため、人々は人工冬眠ポッドに入りアヴァロンの自動操縦で移動をしています。

そんな中、主人公ジムが冬眠から目覚めるのですが、周りは誰も起きていませんでした。

 

ジムは異変を感じ、調べる中で驚愕の事実が判明しました。

「90年も早く目覚めてしまった」と。

不幸な事に主人公一人だけ人工冬眠ポッドが故障をして目が覚めてしまったのです。

 

助けは求められない

助けを求めようと、地球にメッセージを送ろうとしますが地球に届くまで74年も時間がかかるため断念。

ジムはアヴァロン内を探検しますが、乗組員や船員の全てが冬眠状態だったのでどうすることもできませんでした。

 

その中で閉ざされていたスイートルームの扉をこじ開けて、快適で自他楽な生活を毎日続けていたのです。

そんなある日、冬眠ポッドで眠る一人の美女オーロラを発見しました。

オーロラに一目惚れ

オーロラに一目惚れしたジムは、彼女のことを調べていくと作家だと判明し、彼女の作品を読むと、より一層引き込まれてしまいます。

しかし、彼女は冬眠しているため触れることができない・

そこで、彼の頭をよぎったのが「冬眠ポッドを壊して起こそう」でした。

最初は絶対にするべきではないと理性を保っているジムでしたが、孤独に耐えきれずにオーロラの冬眠ポッドを開け、彼女を起こしてしまうのでした。

 

他人の人生を奪う決断があなたはできるか

この映画パッセンジャーではジムがオーロラの冬眠ポッドを壊して彼女を起こしてしまいます。

これはいわば、他人の人生を自分が歪めてしまうことですよね。

しかも動機が自分の欲求を満たすため。

 

はたから見ると、ジムが残酷な決断をしたように感じますが、自分がジムと同じ状況ならば冷静な判断ができなかったのも仕方がないと思います。

いわば、絶望の中に見えたかすかな光みたいなものですよね。

 

その光を必死に掴み取ろうと、行動しただけです。

それが結果的にオーロラの人生を買えてしまっただけに過ぎないのかもしれません。

 

ジムがオーロラを起こしたのは仕方がないかも

余談ですが、人は好きな人を前にすると脳の判断機能が低下してしまうことがわかっています。

恋をしている時はドラッグを使用している時と似た症状が脳で起こっていることが実験からわかっています。

ジムは恋をしている+孤独な状況。

この2つが合わさって、「オーロラの人生を壊してしまう」ことよりも、自分の欲求を満たす本能的な行動をしてしまったのかもしれません。

 

ちなみに、ジムはオーロラに一目惚れをしましたが、現在の脳科学において一目惚れは単純に”性的欲求を満たしたい”と感じているんだとか。

一目惚れをする条件は顔や体が魅力的だからです。

つまり、ジムは単純にオーロラと”やりたい”と本能的に感じ取ったために人工冬眠ポッドを開けたことになります・・・。

脳科学と結びつけたら、とんでもない話になってしまいますね。