アウトプットに関することだけを取り上げてある『学びを結果に変える~アウトプット大全』を読み終えました。
普段、多くの人はインプットはするもののアウトプットの量が圧倒的に少なく、かつやり方が間違っていることを指摘している本です。
本書を読むことでアウトプットの基本的なやり方から日常生活でどうアウトプットしていくのかが学べる一冊となっています。
- 勉強するのが好き
- 学んだことが生かされていない
- 今以上に能力を高めたい
こういった人にはピッタリの本です。
目次
アウトプット大全を読んで得た気づき
①アウトプットは3種類
アウトプット大全を読む前まではインプットはノートを取るだけだと思っていましたが、本書を読んでからはアウトプットは主に3つあることを発見。
- 伝える
- 書く
- 行動する
文字にすると「当たり前じゃん!」と感じますが実際、自分の行動を振り返ってみるとアウトプットがきちんとできなかったと自覚しました。
②アウトプットは簡単にできる
「アウトプットと聞くと、たくさん書くもの」と先入観が合って、行動するのを億劫に感じることもありましたが、アウトプット大全を読むとその常識がガラリと変わりました。
というのも、社会生活を送る上では欠かせない挨拶すらもアウトプットだと知りました。
③アウトプットは運動
アウトプット大全を読んで得た一番の衝撃は、『アウトプットは運動である』という主張。
アウトプットすることで記憶に定着しやすくなる理由は、書くや話すなどの運動を行うことで運動記憶として脳るからとのこと。
インプットだけで終了すると意味記憶として蓄積されますが、意味記憶は記憶しづらく忘れやすいので、普段からインプットを多くしている人にとっては効率が悪くなるのです。
そのため、インプットした情報を意味記憶から運動記憶として残すためにもアウトプットが必要となってくるのです。
脳科学で裏付けされた情報のため、アウトプットをしなければ行けない理由がすんなりと腑に落ちました。
アウトプットすると運動記憶として情報が蓄積されていく
最強のアウトプット方法とは?
アウトプット大全には、数多くあるアウトプット方法の中でも最強の方法が書かれています。
それは、人に教えることです。
なぜ人に教えることが最強のアウトプットなのか。
数多くある研究でも、人に教えることを前提にすることでインプット効率が上がるだけでなく、記憶に残りやすくなるのです。
ここまでは、どこにでも書いてある情報ですがアウトプット大全ではさらに深堀りしてあり、教えることで得られるメリットが書いてあるので、新しい発見になります。
情報発信を推奨
アウトプット大全では、情報発信することを推奨してあります。
むしろ、本書の結論部分ではアウトプットをするには情報発信をすることが一番だと主張してあると僕は感じました。
情報発信をする第一歩として独自ドメインを取得してブログを書いていくことを推奨。
いわゆるブロガーです。
自分のブログを作成して、さらにはツイッターアカウントを解説して組み合わせていくことで自己成長のスピードが加速するとのこと。
というのも、情報発信することでフィードバックがもらえるため、よりインプットとアウトプットの質が高まりやすいのです。
「ブログの解説方法がわからない!」と感じている人がいるかもしれませんが、ネットにはたくさんの情報があるため、分かりづらいです。
そこで僕がおすすめするのは初心者ブロガー向けに優しく解説しているクロネさんのブログ講座です。
自己成長の鍵を握るのはアウトプット
せっかく頭に入れた情報であってもアウトプットしないと形にはなりません。
例えば、「あの映画見たことある?」と聞かれたときに「観たことがあるけど内容が思い出せない!」という場面がありませんか?
それはインプットができていても、アウトプットができていないがために、知識として定着していないのです。
せっかく、あなたの時間を使って映画や勉強をしているのだから、時間を無駄にしないためにもアウトプットのやり方の基礎を知っておくのが良いでしょう。