樺沢紫苑さんが著者の「学び効率が最大化する~インプット大全~」を読みました。
どんな人であれ、時間は限られています。
限られた時間の中でどれだけたくさんの事を学び、身につけるのかが自分の成長や人生においてはすごく重要です。
年齢を重ねていても中身があるのとないのとでは雲泥の差があると僕は思っています。
少しでもインプットの効率をよくしたいと感じたので読みました。
インプット大全ではインプット効率を良くするための方法が複数の視点から書かれています。
- 読む
- 聞く・聴く
- 見る
当然ですが、人は上記3の感覚を使って情報をインプットしていますが、さらに深堀りして解説してありました。
インプットの概念が再認識できた
スマホやSNSなどの普及によって人は、たくさんの情報に毎日触れることができます。
しかし、日々触れている”重要だと思っている”情報が果たしてどこまで重要なのか。
例えば、1週間前に情報収集した内容をどれだけ思い出せますか?
おそらく、情報収集した中から数個しか思い出せないことでしょう。
インプット大全ではその事について触れていて、インプットは情報収集ではなくて、頭に留めて、初めて成立する。
言われてみれば当たり前ですが、日々、自分がネットや本から情報を得ていたとしても頭に残らなければただ時間を浪費していることが再認識できただけでも本書を読んで良かったと感じています。
頭に情報が残らなければインプットとは言えない!
読書の質が変わる
インプット大全では幅広くインプットの質を高めるための方法が書かれてますが、その中でも読書について学びが大きかったです。
読書は自己成長に繋がるので多読したほうが良いと僕は感じています。
しかしながら、本書では多読よりも深読。
これが読書においては超重要と書かれています。
深読はただ読むだけではなくて、議論できるレベルまで深く読むことです。
多読していても頭に残っている内容が薄いならば、1冊を深読したほうが自己成長に繋がるとのこと。
極論、月に100冊読もうが頭に残っていなければ月に3冊を深読している方がインプットの質が高まるので、自己成長に繋がることが発見できました。
自己満足と自己成長
インプット大全の中で最も頭に残っているキーワードは『インプットには偽物と本物がある』です。
- 偽物のインプット→情報が頭をスルー
- 本物のインプット→頭にとどまる
更には、その後の結果まで大きく変わります。
偽物のインプットは自己満足。
本物のインプットは自己成長。
毎日のインプットが自己満足で終わるのか、自己成長になるのか。
数年後の結果が大きく変わるのは容易に想像できますよね。
インプット大全では自己成長に繋がるインプットの方法が詰まっています。
すべての方法を取り入れるのは難しいとは思いますが、今の自分にとって必要な情報が1つはあることでしょう。
本物のインプットをしたい人にはおすすめ
自己成長欲求が強く、毎日自分を高めるための努力を惜しまない人にとってインプット大全は読んでおく価値があると感じました。
インプット大全は文字だけだけなく、所々に図が挿入してあり読みやすくする配慮がなされています。
もし、今あなたが毎日の成長を少しでも効率よくしたいと感じているのであればインプット大全を手にとってみることをおすすめします。