多くの人は他人から好かれたいと思っているはず。
周りに敵がいるよりも、自分のことを好いてくれている人が多いほうが人生の幸福感が高まるのはイメージできますよね。
人から好かれるためには様々な方法がありますが、そのうちの一つに会って話すのが良いというテーマとなっています。
好かれたいなら会うべき理由
人から好かれたい場合は、まず会って話すことが大切です。
今はネットが普及し、SNSやLINEを使えばどこに居ても誰とでも連絡が取れます。
それ自体は良いことですが、デジタルに頼りすぎるのはよくありません。
心理学的側面から言っても、好かれたいなら会うのが良い場合が多いです。
「なんで?ネットを使ったほうが手っ取り早いし、文字のほうが話すよりミスが少なくなりそう」と思われるかもしれません。
会って話すと良い理由
多くの人は人は聞き手に合わせて話をするように話します。
つまり、あなたを不快にしないようにするのと同時に嫌われたくないという心理が働いているのです。
端的にいうと、あなたの話に合わせているうちに徐々に同調していくことで、気がついたら仲が少し深まっているのです。
心理学者ヒギンスの実験
心理学者ヒギンスが行った実験では大学生にある人物(以後Aさん)の性格描写を読ませました。
大学生に、第三者にAさんの性格描写を読ませるから、先程の内容を要約するように伝えたのですが、ここで面白い変化が起こります。
あらかじめ、大学生に第三者がAさんの事を好きだと知らせていると、大学生がAさんの性格を好意的に要約したのです。
加えて、要約を終えた大学生はよりAさんのことを好意的に思っていたのです。
- 大学生は第三者に合わせてAさんの性格を好意的に書いた
- 書いているうちに、自分もAさんのことを好意的に感じるようになった
これが、全ての人間関係に当てはまるとは言えないものの、相手が自分の話しに合わせてくれていたら、好意的に思ってくれる傾向にあると言えます。
会って話す場合はプラスの内容にすると良いですよ!
会うたびに仲良くなる!
人は目にする機会が多い対象には好意を持ちやすくなります。
これは、警戒心が薄れて安全だと言えるからですね。
原始時代でいうと、初めて見るものは全て危険(最悪の場合、二度目はないから)と認知し、複数回見る場合は安全と判断するからです。
なので、仲良くなりたい相手がいる場合は何度も会って話すようにしましょう!