恋愛心理学が学びたいけれど、どういった本を読めばよいのかわかりづらくないですか?
専門書を読めばいいのかもしれませんが、どういったものが良いのか。
恋愛心理学をさらっと学びたい人に向けて書かれたのがマンガはじめての恋愛心理学です。
ゆうきゆう著『マンガはじめての恋愛心理学』
ゆうきゆうさんの著作『マンガはじめての恋愛心理学』は恋愛心理学を学ぶための入門書として書かれているため、恋愛心理学の知識がないけれど興味がある人のための内容となっています。
「~だから、~です。」などの、理論をダラダラと並べているだけでなく、実際の実験とその結果から、導き出された結論がしっかりと書かれています。
とはいえ、専門書のように難しく書いてはおらず簡単にかかれているので、「ふ~んそうなんだ!」と受け止めやすくなっています。
例えば、以下の記述。
恋が生まれる条件とは?
「ドキドキ+異性」という状況では、恋が生まれやすくなっています。
では、恋をすることで私達の心にどのような変化があるでしょうか?
恋→「PEA」が分泌される。
PEA(フェニルエチルアミン)は一種の脳内麻薬。PEAが分泌されると次のような変化が観られます。
- ポジティブになる
- キレイになる
上記はあくまで一例ですが、小難しいことではなくて、簡単に書かれていますのでとても読みやすくなっています。
もちろん、心理学用語も使われているので、しっかりと学びたい人でも楽しめることでしょう。
マンガで入っていて目が疲れづらい

各見出しごとにはマンガが入っているため、目が疲れづらいです。
また、マンガと一緒に理論を学ぶことでより頭に定着しやすくなるメリットがあります。
子供や女性でも読みやすくなっています。
内容もしっかり書かれている
恋愛心理学の初歩的なことから、実生活でも活かして行けるような内容が書かれています。
- 自分がなぜ恋心を抱いているのか
- 人を好きになれない理由
こういった自己分析にも活用できます。
さらには、別れやすいカップルの特徴や”あること”を考えると半年後に破局している確率が高いなど、重要なことも書かれています。
恋愛スタイルについて知れる
カナダの心理学者リーは人間の恋愛には6つのスタイルがあるとラブスタイルがあるとし、それをもとにして作られた「恋愛の色彩理論」も記述されています。
- エロス
- ストルゲ
- ルダス
- マニア
- アガペー
- プラグマ
各スタイルごとの恋愛傾向が書かれている他、スタイルごとの相性についても書かれています。
今、パートナーがいる場合「なんとなく合わないな、疲れてしまうな」と感じている場合は相性が良くない可能性があります。
改善策を見つけるためにも知っておくのが良いかもしれませんよ。
恋愛の色彩理論の他、アメリカ心理学者スタンガーグが提唱している「愛の三角理論」も載っています。

こちらでは8つのスタイルに分けられます。
両方の分析をすれば、自分の恋愛スタイルが少しずつ明確になってきますよ。
夫婦間の問題解決の手助けにも
恋愛とは、彼氏彼女だけでなく”夫婦”でも大切ですよね。
夫婦間でよくある問題としてセックスレスがあります。
なぜ、セックスレスが起きてしまうのか、対処法についても書かれています。
また、セックスレスを改善するときに”絶対にやってはいけない行動”があり、それを行うと、ほとんどの夫婦が離婚をしてしまいます。
男性と女性の脳の構造の違いについても関われているので、異性のパートナーを少しでも理解するきっかけになります。
恋愛心理学を学べば、それを利用して女子力をアップ(男性からモテやすく)しますし、男性であれば、パートナーを作れる確率を高めるきっかけになりますよ。
随所に恋愛心理テストが用意されているので、最後まで飽きずに読めます。
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